クレジット契約の金利はどうなっているか
クレジット 金利リボルビングクレジットカード キャッシング
クレジットの金利は安くない
①品物等の購入の場合
クレジットによる購入は便利で得をしているように思えますが、金利の面からみると決してそうではありません。一括払いのときには、もちろん手数料はいりませんが、分割払いの場合には、その分割回数に応じて手数料が定められています。この手数料は年率に換算すると一三パーセントぐらいです。
②クレジットカードによるキャッシング
クレジットカードで現金を借りることをキャッシングといいます。銀行系クレジットカードのキャッシングで翌月一括払い(マンスリークリア)の場合は、実質年率は二七~二八パーセントぐらいです。リボルビング方式の場合は、実質年率は一四~一八パーセントぐらいです。リボルビング方式とは、購入した個々の商品ごとに代金を支払うのではなく、購入したすべての代金を合計して、あらかじめ設定した金額を支払うというものです。これには、定額リボルビング、定率リボルビング、残高スライド定額リボルビングがあります。
信販系カード・流通系カードのキャッシングの金利は実質年率二五~二九パーセントぐらいです。リボルビング方式の場合は、実質年率二九パーセントぐらいです。
このようにカードによる購入やキャッシングの金利は、今日、低金利であるのにもかかわらず、通常の銀行金利よりもはるかに高く設定されています。便利で手軽に利用できる分、金利も高いということでしょう。 寓高金利の制限 金利の規制については、次の機会に述べますが、クレジットカードによるキャッシングには利息制限法や貸金業規制法(貸金業の規制等に関する法律)、出資法(出資の受入れ、預り金及び金利等の取締りに関する法律)が適用になりますが、商品やサービスを目的とする割賦販売契約や、個品割賦購入あっせん契約などのクレジット契約には適用されないとされています。
このように、クレジットカード使用の場合の金利等については統一的に規制する法律がないというのが現状です。このためカードに関する権利・義務はカード会員規約によることになります。しかし、カード会員規約は、カード会社が一方的に作るため、カード会社に都合よくできていて、消費者にとっては不利であるという意見もあります。カードが氾濫する今日、カードを統一的に規制する法律が必要なのかもしれません。
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